源種2017~強く咲け~
強く咲けについて
テーマ「布引風の高原」
私達は、一人ひとり生まれた場所が違い、考えも想いも違い、時にはぶつかり合い成長していく。しかし、大きな目標があるからこそ、待ち受ける未来へ踏み出すことができるのだ。「布引高原」は、福島県郡山市の西部に広がる、会津布引山を中心とした標高約1080mの高原でる。そこでは毎年夏になると、沢山の「ひまわり」が咲く。
ひまわりは太陽の方向を向いて咲く。それはまるで、ひたむきに“未来”を目指して生き続けているようである。
「過去があるから今がある。今があるから未来へ踏み出すことができる」。ひまわりの輝かしい未来へ咲く姿を、私たち学生が持つ“力”で多くの人に伝えたい。
曲の構成
曲は三部構成となっている。
一部:猛進
①イントロ
自分たちをひまわりに見立て、輝かしい未来へ新たに歩み出す、芽吹きのシーン。
性格や出身、考えも違う私たちが源種という場所に集い、未知なる挑戦をする。
明日への夢を抱いて。
②ソーラン
己を信じて道なき道を進み行く。
過去から繋いだ今を踏みしめて、勇往邁進する、布引の輝かしい未来へ。
二部:喜怒哀楽
①会津
笑う門には福来る。
順風満帆に進んだ道のりに油断や慢心が表れる。
高柴由来の源種が誇る「ひょっとこ」「おかめ」を民謡『会津磐梯山』にのせて表現。
②苦難(嵐)
油断や慢心から訪れる唐突の「転」を表した、苦難パート。
嵐の訪れにより、未来へと進む道筋に暗雲が立ち込める。
吹き荒れる風と、激しさを増す雨。
苦しみの底に引きずり込まれる。
③苦難(雨)
降り続く雨が、未来への歩みを止める。
目標に向かって進む中で経験する、挫折や絶望を表現。
女隊が魅せる、妖艶な振りや表情、鳴子の音色が見せどころ。
④苦難(曇り)
嵐が去り、雨が止む。
絶望や挫折に苦しみもがいていた日々。
それを乗り越えなければ、思い描く未来へは進めない。
希望を掴むために、苦しみの底から脱しようとする姿を表現。
三部:光輝
①希望
苦難を乗り越える「希望の光」を力強い男振りで表現。
苦しみの底にいても始まらない。
与えられるものではなく、自らの手で希望を掴む!
②ペア
共に苦しみを乗り越えた仲間とこれからの未来が光り輝く未来であると信じ、思いを込めて全力で歌うパート。
共に歩んだこの道の先で、それぞれの想いが一つとなり、今、希望の花を咲かす。
③ラスト
布引風の高原にて輝かしい未来(あす)へと向いて咲く大輪の花「ひまわり」を全員で表現。
青空の下に咲く黄金の花よ、輝く未来を照らす花よ、強く咲け!
届けたい想い
ひまわりの特徴である 頭状花序 (多数の花が集まり、一つの花を形成して いる)」をいかし、沢山の想いが一つに なる ことを表現。
ひまわりという花を通して、過去から今、そして未来へと踏み 出し “輝く姿” を伝えたい。
強く咲け 歌詞
我らの芽は息吹き 新たに歩みだす
明日への夢を抱き
叫ぶ若人 轟く大地 己信じて
いざ進め チョイ 前へ
今 力の限り 踏み出す僕らは
信じる夢胸に希望の未来へと
共に歩んだこの道の先で
想いが一つとなりて
花咲く
同じ空を見上げ 友と腕交わし
溢れる輝きで 明日へと咲き誇る
明日へと 強く咲け