源種2016~花道~

花道について

コンセプト「今を懸命に生きる
 伝えたいこと
 ・出会いの大切さ(人と人のつながり)
 ・学生の持つエネルギー(“今しかない”という強い想い)
 ・“”の大切さ(過去よりも未来よりも、今を生きる→復興への思い)


テーマ「福島県三春町」
 私たちは学生チームであり、今、この瞬間が仲間たちと過ごす最初で最後の時である。あとにして思えば、わずか一時のように思うことだろう。しかし、その時を堂々と全力で過ごすからこそかけがえのない時となる。
 福島県三春町には、人々を魅了するほどの壮大な自然、そして日本三大滝桜のひとつである、「三春滝桜」がある。
 桜は咲いて散るまでが非常に短い花である。しかし、その一時を懸命に咲き誇っている。そして次の年再び大輪を咲かせる。
 そんな桜と同じように私たちも今というかけがえのない時を、二度と戻ってこない今を懸命に、そして大切にしたい。そして、見てくださっているお客様にも今というものの大切さを伝えたい。それは、過去の辛いことを忘れるということではなく、そこから前を向いて、今という時間を後悔せずに過ごしてほしい。全力で過ごした今がかけがえのない過去となり、そして未来を創っていく。私たちが生きているのは過去でも未来でもなく、まぎれもない“”である。
 三春町の自然が持つ壮大さを私たち源種が持つエネルギーと掛け合わせて、学生の持つパワー、元気を前面に出したい。そして、桜を通して“”というものの大切さを多くの人たちに伝えたい。

曲の構成

曲は三部構成となっている
一部三春の自然
①イントロ
 壮大なメロディーでお客さんを自分たちの世界に引き込む。
 
②自然パート
 三春町が持つ壮大な自然と源種が持つ学生のパワーを前面に押し出す。


二部春の訪れ
①ひょっとこ・おかめパート
 春の訪れを人びとは祝い、喜んでいる。
 「ひょっとこ・おかめを登場させる意味」
  ひょっとこ・おかめは昔から祭事に用いられてきた。春の訪れを祝う人びととともに春の訪れを祝っている。また、ひょっとこ・おかめは辛さや苦労を忘れ、前を向くための象徴でもある。そこから前を向いて生きるための笑顔の種を振りまきたい。

②民謡パート 会津磐梯山→ソーラン節
 春の訪れを皆で喜ぶ。気持ちの高揚。
 ソーラン節では、男の力強さを表現。

③前夜パート
桜が咲き誇る萌し。
桜が咲くその時を静かに待つ。
 この仲間との出会いの価値に気づき、思いを馳せる。この時はいつまでも続くことはない。決して当たり前のことではない。この時を、今を大切にしたいという思いが人々に芽吹き、湧き上がる。

・三部桜の開花
①ペアパート 歌入り
 源種の伝統でもあるペアパートを取り入れ、仲間の大切さを伝えたい。

②間奏
 源種の伝統である力強い二本旗の登場。

③ラスト 歌入り
 源種らしく、今を懸命に踊ってる姿を届けたい。

届けたい想い

一人一人が大輪の“”。

”、それぞれの“”を信じて歩いている。

目の前に続くは栄光の“花道”。

花道 歌詞

奮い立つ この大地 空の下で 新たな夢を見る
春の風が 出会いを誘い 葉が萌ゆる

桜が僕らを呼ぶ 笑顔が今咲き誇る
届け想いの種よ 繋がれあなたに

輝く 瞬間の中で 謳おう 力の限り
共に 信じる道で 描こう 未来を