勇み立ちについて
時は明治維新。
戊辰戦争に荒野と化した現在の東北地方を開拓しようと試み、選ばれた第一の土地が安積(現在の郡山)の土地であった。
「猪苗代湖から安積に水を引き、水利の悪かった安積の地を豊かに・・・」
この試みがいわゆる安積開拓事業である。
この事業と、この事業にかけた先人たちの熱き想いや現在の郡山に受け継がれる先人たちの情熱の演舞に込めたい。
合言葉は「不屈の精神」と「強く歩む」
曲の構成
曲は3部構成となっている。
・第一部
荒野と化した土地の背景とそこに立ち上がった先人たちが激動の時代で勇ましく開拓を進めていく様を表現。
・第二部
不可能と言わ続けた猪苗代からの水が広がり、喜びにあふれ舞い踊り、次第に発展していく様を表現。
・第三部
今日に受け継がれた先人たちの熱き想い、郡山市の根底にある挑戦心、源種がよさこいにかける情熱を畳みかけるように表現。
届けたい想い
・これまでは、誰か複数人を元気づける、勇気、希望を持ってもらうといったようなコンセプトが多かったが、今回は演舞を見ている誰か一人の心の中にいるもう一人の自分の心に火をつけて奮い立たせることに重きを置いてみたい
・演舞という戦いに熱く、泥臭く喰らいついている姿を惜しげもなく見せていきたい
勇み立ち歌詞
夢に見た景色 果てしなく広がる安積の大地で
喜び溢れ今踊る
大志この胸に夢を追い求め
切り拓く道を迷わず進め
恐れるものは何もない
自分信じて
心に灯す炎よ 熱く燃え上がれ
強く 強く 歩み続けよう
輝け永久に